T.M.Revolution8枚目のアルバム。1/26リリース。
タイトルは直訳すると「垂直な・無限」。無限を表す∞をタテにすると8になる。

1曲目・インストゥルメンタルの「vertical infinity」から最新のオリコン一位獲得シングル「ignited-イグナイテッド-」への流れは、前アルバム「SEVENTH HEAVEN」の冒頭と同じ形のアプローチ。
今回はドラムが際立つ。むしろうるさいぐらいかも知れない。でも、それがよりバンド感を強調していて爽快。

もはや君なしじゃ始まらない」間奏直後のサビはa-nation’04で披露したアレンジ版の「HIGH PRESSURE」と似ている。この2曲はそもそもサビのコード進行が同じなのだけれども。

緋の砂」は一般受けを狙ったような楽曲で、軽い感じがする。

個人的に「BRING IT ON」が秀逸。他の英語曲に比べて、語感がわりとキレイ。

白い闇」はバラードで確かに感動はするのだけれど、欲を言うとT.M.R-eのアルバム「Suite Season」でも感じたようにオーケストラがやや中途半端。もう少し和音を増やすとかして本格的に音を構成して欲しい。

CHASE / THE THRILL」はバイクのイベントのテーマソングなだけに疾走感ありでのれる曲。以前のアルバム曲「fragile」「風のゆくえ」など同様、同じフレーズをしつこいぐらい繰り返すのが多少気になるが、この曲に限ってはテンション上がって多分どうでもよくなる(笑)

シングル「Web of Night」の英語版・日本語版の両方が入っているのは謎。
しかも日本語版が一番最後に入ってるのはちょっとまとまらない・・
英語版を最後にすれば、2004年の活動の中でも特に重要だったシーンを強調できてよかったと思う。
なおかつシングルバージョンのままでエンドレスにしておいたら、アルバムタイトルの「無限」と引っかかって次の展開に続いてる感じが出たなぁ・・とか。

なんか文句多くない?って自分でも思ったけど、実際かなりハマっておりますよ。うん。
あと、これは毎度思うことでもあるけれど、各曲が今後のライブで
どれだけ化けるのかが気になるところ。
ライブではそれぞれの曲のイメージにほとんど忠実だった「SEVENTH HEAVEN」とはまず楽曲の毛色からしてちょっと違うので、かなり楽しみ。

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